程遠い(読み)ホドトオイ

デジタル大辞泉 「程遠い」の意味・読み・例文・類語

ほど‐とお・い〔‐とほい〕【程遠い】

[形][文]ほどとほ・し[ク]距離・時間などの隔たりが大きい。「家から―・からぬ所」「現実には―・いプラン」⇔程近い
[類語]遠い遠め間遠まどお遠く遥か遥けしはるばる遠方遠隔遠路迂遠うえん悠遠遼遠長途遠距離僻遠へきえん万里以遠

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精選版 日本国語大辞典 「程遠い」の意味・読み・例文・類語

ほど‐とお・い‥とほい【程遠】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ほどとほ・し 〘 形容詞ク活用 〙
  2. みちのりや時間の隔たりが大きい。
    1. [初出の実例]「程遠く聞きのみ渡る浮島のうきたる程に頼むなる哉」(出典:清慎公集(970頃))
    2. 「程遠からぬ参内の時も」(出典:太平記(14C後)一二)
  3. 状態が極端にかけ離れて異なっているさま。
    1. [初出の実例]「愉しい別れなどには、どれもみなほど遠かった」(出典:抱擁(1973)〈瀬戸内晴美〉四)

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