稚児文殊(チゴモンジュ)とは？意味や使い方

デジタル大辞泉「稚児文殊」の意味・読み・例文・類語

子供の姿をした文殊菩薩ぼさつ。

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〘名〙

① 子どもの姿をした文殊菩薩。

※幸若・満仲（室町末‐近世初）「本尊には児文殊を作て獅子にのせたふ」

② (「文殊」は「文殊師利」の略、「師利」を尻に通わせて男色の意とし、男色の道が文殊に始まるとしたところから) 稚児若衆である文殊菩薩。

※評判記・役者評判蚰蜒（1674）玉本数馬「あさねのとこのぬすりごともせいもんくされにくからず。人はだの児文珠(シュ)とは是なるべし」

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