稚狭考(読み)わかさこう

日本歴史地名大系 「稚狭考」の解説

稚狭考
わかさこう

一〇巻 板屋一助著

成立 明和四年

解説 著者小浜町人で、材木業を営む富商先人地誌にもれたところを補うべく企図された。最初の三巻を若狭国史、最後の三巻を隣国および若狭三郡にあて、残り四巻は町家・寺院に関する旧説、散楽祭礼の起源沿革、産業交易、草木魚鳥各一巻としている。

活字本拾椎雑話・稚狭考」昭和四九年刊

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android