種差(読み)シュサ

デジタル大辞泉 「種差」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐さ【種差】

論理学で、同一の類に属する多くの種において、ある種に特有で、それを他のすべての種から区別する特性。例えば、「動物」という類において、「人間」を他のすべての動物から区別する場合、「人間」に特有の「理性」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「種差」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐さ【種差】

〘名〙 同位概念(同一の類概念に属する二個以上の種概念)の中の一方概念に特有な性質で、それを他の概念から区別する標準となる特性。共に哺乳類に属する人間と犬・猫などとを比較する場合、人間における「理性的」の類。〔教育学(1882)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「種差」の意味・わかりやすい解説

種差
しゅさ

種概念

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android