稲村ヶ崎横穴群(読み)いなむらがさきよこあなぐん

日本歴史地名大系 「稲村ヶ崎横穴群」の解説

稲村ヶ崎横穴群
いなむらがさきよこあなぐん

[現在地名]鎌倉市稲村ガ崎一丁目

相模湾に向かって開口するうばやつ・一の谷・二の谷にある横穴群の総称。現在までに約四〇穴が知られる。昭和二二年(一九四七)発掘調査が行われたが、すでに盗掘されたものが多く、直刀・刀子・鉄鏃須恵器土師器など若干出土品をみただけである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android