稲葉三右衛門(読み)いなば さんえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲葉三右衛門」の解説

稲葉三右衛門 いなば-さんえもん

1837-1914 明治時代の公共事業家。
天保(てんぽう)8年9月21日生まれ。伊勢(いせ)(三重県)四日市廻船問屋をいとなむ。明治6年四日市港の修築着手工事は困難をきわめしばしば中断したが,私財を投じて17年に完成(現在旧港とよばれる)。四日市市繁栄基礎をきずいた。大正3年6月22日死去。78歳。美濃(みの)(岐阜県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android