稼に追いつく貧乏神(読み)かせぐにおいつくびんぼうがみ

精選版 日本国語大辞典 「稼に追いつく貧乏神」の意味・読み・例文・類語

かせぐ【稼】 に 追(お)いつく貧乏神(びんぼうがみ)

いくら働いても貧乏から抜けられないことをいう。貧乏ひまなし。
浮世草子日本永代蔵(1688)二「かせぐに追着(ヲヒツク)貧乏神(ビンボウガミ)は、足よはき老曾の森の、注連餝(しめかざり)も、おのづからに春めきて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android