稽古囃子(読み)けいこばやし

精選版 日本国語大辞典 「稽古囃子」の意味・読み・例文・類語

けいこ‐ばやし【稽古囃子】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「囃子」は、能楽歌舞伎その他芸能で、拍子をとったり明るい気分を出したりするために楽器を奏すること ) 稽古のために、笛、小鼓大鼓、太鼓などを奏すること。
    1. [初出の実例]「けいこはやしの松の下露 薄紅葉入日をあらふぬぐひ板〈春良〉」(出典:俳諧・物種集(1678))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android