穂垂(読み)ほたれ

精選版 日本国語大辞典 「穂垂」の意味・読み・例文・類語

ほ‐たれ【穂垂】

〘名〙 (「ほだれ」とも)
① 柳、ヒノキなどの木の枝を、細かく削りかけて作った細工物。けずりかけ。
② 稲などのみのって重くたれ下がっている穂。また、穂が豊かにみのってたれ下がること。たれほ。
咄本・当世手打笑(1681)四「いかにもいかにも、今年からほだれがさがる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android