積善の余慶(読み)せきぜんのよけい

精選版 日本国語大辞典 「積善の余慶」の意味・読み・例文・類語

せきぜん【積善】 の 余慶(よけい)

善行をつみ重ねると思わぬよろこびごとで報われるということ。また、その吉事
※本朝文粋(1060頃)八・泉伝万歳声詩序〈大江以言〉「積善余慶。独冠古今者也」

しゃくぜん【積善】 の 余慶(よけい)

善行を積み重ねるとよろこびごとが子孫にまで及んでくること。また、そのよろこびごと。
※中院本平家(13C前)七「しゃくせんのよけい家に尽き、積悪の余殃身に及ぶゆゑに、神明にもはなれ奉り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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