穢身(読み)エシン

デジタル大辞泉 「穢身」の意味・読み・例文・類語

え‐しん〔ヱ‐〕【×穢身】

仏語。けがれた身体凡夫の身。
「いかでか有待うだいの―を救療くりゃうせん」〈平家・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「穢身」の意味・読み・例文・類語

え‐しんヱ‥【穢身】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。生まれながらけがれている身。凡夫の身。
    1. [初出の実例]「百療に長ずといふ共、いかでか有待の穢身を救療せん」(出典:平家物語(13C前)三)
    2. [その他の文献]〔観経疏‐玄義分〕

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