穴水要七(読み)あなみず ようしち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「穴水要七」の解説

穴水要七 あなみず-ようしち

1875-1929 明治-昭和時代前期の実業家,政治家
明治8年1月19日生まれ。41年富士製紙にはいり,大正7年専務となる。同年衆議院議員(当選4回,政友会)。北海道電灯などの社長をつとめた。昭和4年1月3日死去。55歳。山梨県出身。旧姓小野

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の穴水要七の言及

【甲州財閥】より

…小野金六は,1933年王子製紙に吸収されるまで,王子と業界を二分した富士製紙の創設に参加した。彼のおい穴水要七は富士製紙の経営を掌握し,同社は東電と並び〈甲州財閥の砦〉と称された。【大塩 武】。…

※「穴水要七」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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