穴隙を鑽る(読み)ケツゲキヲキル

デジタル大辞泉 「穴隙を鑽る」の意味・読み・例文・類語

穴隙けつげき・る

《「孟子」滕文公下から。垣などに穴をあけてこっそりのぞく意》男女がひそかに情を通じる。
「―・りて密会する男女」〈逍遥小説神髄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「穴隙を鑽る」の意味・読み・例文・類語

けつげき【穴隙】 を 鑽(き)

男女が私通する。
東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉二「春情思案の外と雖も穴隙を鑽て恩師の処女を援く」 〔孟子‐滕文公・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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