空の海(読み)ソラノウミ

デジタル大辞泉 「空の海」の意味・読み・例文・類語

そら‐の‐うみ【空の海】

空を海に見立てていう語。
「―に雲の波たち月の舟星の林にこぎかくる見ゆ」〈拾遺・雑上〉

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精選版 日本国語大辞典 「空の海」の意味・読み・例文・類語

そら【空】 の 海(うみ)

  1. 海のような大空。空を大海に見立てていう語。
    1. [初出の実例]「そらの海に雲の浪たち月の舟星のはやしにこぎかくる見ゆ〈柿本人麻呂〉」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)雑上・四八八)

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