空を歩む(読み)ソラヲアユム

デジタル大辞泉 「空を歩む」の意味・読み・例文・類語

そらあゆ・む

心が乱れて落ち着かないさま、足もともおぼつかないさまのたとえ。
「冠などの落ち行くも知らず、―・む心地して」〈増鏡月草の花〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空を歩む」の意味・読み・例文・類語

そら【空】 を 歩(あゆ)

不安で落ち着かないさま、心中に迷いが生じて足もともおぼつかないさまのたとえにいう。
源氏(1001‐14頃)御法「空をあゆむ心地して、人にかかりてぞ、おはしましけるを」

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