空体(読み)くうたい

精選版 日本国語大辞典 「空体」の意味・読み・例文・類語

くう‐たい【空体】

〘名〙
① 色のない無色物体
※遊楽習道風見(1423‐28頃)「水晶は清浄躰にて、色文無縁の空体なれ共」
② 中が空洞になっている物体。
※東京灰燼記(1923)〈大曲駒村〉一六「首が飛んで無残な空体を地上に横たへた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android