空力弾性(読み)くうりきだんせい(英語表記)aeroelasticity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「空力弾性」の意味・わかりやすい解説

空力弾性
くうりきだんせい
aeroelasticity

フラッタバフェッティング,捻屈,補助翼逆ききなどのような,空気力学と弾性力学が相互に影響しあって起こる現象振動または静的不安定現象を伴うので飛行安全性の面から重要である。航空機の高速化と薄翼や後退翼などの採用による剛性不足のため,特に問題となる傾向にある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android