空気中に浮遊する病原体が風(気流)によって運ばれ、皮膚にそのまま付着したり呼吸により吸い込まれ、鼻、のど、気管、肺などの粘膜に直接付着して発病の原因となる、伝染病の感染様式の一つ。病原体が空気中に浮遊するまでの経路あるいは様式により、次の2種類に分けられる。
[柳下徳雄]
…感染経路は,感染源から直接に伝染する直接感染と,排出された病原微生物が媒介物を介して間接に伝染する間接感染とに大別される。直接感染には,接触により直接に伝染する接触感染と,病原体を含んだ気道分泌物や唾液が飛沫となって,患者の咳やくしゃみによって飛び散り,これを他の生体が吸い込んで伝染する飛沫感染があるが,飛び散った飛沫が空気で運ばれたのちに,他の生体に伝染する場合は空気感染と呼ぶ。間接感染には,飲食物,水,衣類・器物,塵埃(じんあい)などを介して感染する場合があるほか,カ,ハエ,シラミなどの媒介動物によって感染するものもある。…
※「空気感染」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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