空理空論(読み)クウリクウロン

デジタル大辞泉 「空理空論」の意味・読み・例文・類語

くうり‐くうろん【空理空論】

現実とかけ離れた、実際の役に立たない理論
[類語]観念的観念論空想的非現実的非論理的机上の空論

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空理空論」の意味・読み・例文・類語

くうり‐くうろん【空理空論】

〘名〙 現実から遠く離れた、実際の役に立たない議論や理論。
雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上「空理空論主張し、之を聞くものをして厭倦せしめ」

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四字熟語を知る辞典 「空理空論」の解説

空理空論

現実から遠く離れた、実際の役に立たない議論や理論。

[使用例] 見受けたところ、四体を労せず実事に従わず空理空論に日を暮らしている人らしいな[中島敦弟子|1943]

[使用例] その理想的な第三勢力の主張は空理空論ではなく、やはりインド人らしく、もっと現実主義的な裏づけをもち事実に立脚したものであるらしい[竹山道雄ベナレスのあたり|1955]

[解説] 同じような意味合いの語を重ねて、強調した表現

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