空蒸・乾蒸(読み)からむし

精選版 日本国語大辞典 「空蒸・乾蒸」の意味・読み・例文・類語

から‐むし【空蒸・乾蒸】

〘名〙
① 料理法の一つ材料に味をつけないで、その食品水分だけで蒸しあげる料理法。また、そのように料理したもの。
② 雨が降らないで、むし暑いこと。
読本南総里見八犬伝(1814‐42)四「時(ころ)は六月廿一日、きのふもけふも乾蒸(カラムシ)の、(ほてり)をわたる敷瓦は」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android