空裏(読み)クウリ

デジタル大辞泉 「空裏」の意味・読み・例文・類語

くう‐り【空裏/空×裡】

そら空中
「ただ漫然として―に飛揚する愛であった」〈漱石明暗

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「空裏」の読み・字形・画数・意味

【空裏】くうり

そら。唐・張若虚〔春江花月夜〕詩 江宛轉として、甸を遶(めぐ)り 林を照らして、皆霰(あられ)に似たり 裏の霜飛ぶを覺えず 汀上の白沙看れども見えず

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