空間周波数(読み)クウカンシュウハスウ

デジタル大辞泉 「空間周波数」の意味・読み・例文・類語

くうかん‐しゅうはすう〔‐シウハスウ〕【空間周波数】

縞模様のような空間的な周期的構造における、単位長さ当たりに含まれる構造の繰り返し数。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の空間周波数の言及

【OTF】より

…OTFはいわば新しい解像力表示方法で,電気回路の周波数応答に相当するものである。周波数は,電気回路では1秒当りの振動周期の数(Hz)で表されるが,画像を対象とする光学系では1mm当りの周期の数(本/mm,lines/mm)で表し,空間周波数と呼ぶ。明暗が正弦波状のチャートの光学系によって作られる像は,一般に元のチャートより明暗の対比,すなわちコントラストが低下し,また場合によっては像の横ずれが生ずる。…

※「空間周波数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android