空駕籠・空籠(読み)からかご

精選版 日本国語大辞典 「空駕籠・空籠」の意味・読み・例文・類語

から‐かご【空駕籠・空籠】

〘名〙
① 人などの乗っていない乗り物のかご
咄本・軽口ひやう金房(1688‐1704)四「そんなら、からかごなら、はしるか」
② (空籠) なにもはいっていない入れ物のかご。
※うたかたの記(1890)〈森鴎外〉上「嚢中の『マルク』七つ八つありしを、から籠の木の葉の上に置き与へ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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