突並(読み)つきならぶ

精選版 日本国語大辞典 「突並」の意味・読み・例文・類語

つき‐なら・ぶ【突並】

〘他バ下二〙
① 楯(たて)などを立てて並べる。
平家(13C前)一一「二百余人なぎさにあがり、楯をめん鳥羽につきならべて」
② 突きつけるようにして並べる。
浮世草子好色万金丹(1694)一「銭で四十壱文つきならべ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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