突突(読み)つっつく

精選版 日本国語大辞典 「突突」の意味・読み・例文・類語

つっ‐つ・く【突突】

〘他カ五(四)〙
※俳諧・浅黄空(1822頃)「杖先でつっついておく畠哉」
※電車の窓(1910)〈森鴎外〉「互に肘で突っ突き合って咡いて」
※社会百面相(1902)〈内田魯庵鉄道国有僕等と一緒に牛鍋をつっ突いた仲です」
※雑俳・柳多留‐一六(1781)「つっついて来るで借金めだつ也」
多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前「其さへ傍(そば)から突々(ツッツ)かれなければ容易に出て行かぬ人が」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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