窮通(読み)キュウツウ

デジタル大辞泉 「窮通」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐つう【窮通】

窮達」に同じ。
人間の―は機会の独断すべきものにあらずして」〈透谷・明治文学管見〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「窮通」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐つう【窮通】

  1. 〘 名詞 〙きゅうたつ(窮達)
    1. [初出の実例]「消息窮通皆有運、莫言墐戸不雷」(出典:菅家文草(900頃)四・立春)
    2. 「人間の窮通は機会の独断すべきものにあらずして、精神の動静に因するものならざるべからず」(出典:日本文学史骨(1893)〈北村透谷〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「窮通」の読み・字形・画数・意味

【窮通】きゆうつう

窮達。梁・劉峻〔弁命論の序〕余(われ)謂(おも)へらく、士の窮は、命に非ざる無し。

字通「窮」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android