竈元(読み)カマモト

デジタル大辞泉 「竈元」の意味・読み・例文・類語

かま‐もと【×竈元/釜元】

台所。勝手元。
「―を立ちまはる内は古い着物を着て」〈滑・浮世床・三〉
《昔、水銀を釜に入れて焼く方法で、おしろいを製したところから》おしろいの製造元
「―のおしろい、川端ふしのこは、雪をあざむき」〈滑・膝栗毛・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android