立商(読み)たてりあきない

精選版 日本国語大辞典 「立商」の意味・読み・例文・類語

たてり‐あきない ‥あきなひ【立商】

〘名〙 (立ったままで売買することの意) 手もとに米の現物がなく、米市両替屋を通じ思惑だけで売買してさやをかせぐ商売空米(くうまい)相場。たてり。
浮世草子日本永代蔵(1688)一「一刻の間に、五万貫目のたてり商(アキナヒ)有事なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android