立ち宿る(読み)たちやどる

精選版 日本国語大辞典 「立ち宿る」の意味・読み・例文・類語

たち‐やど・る【立宿】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 立ち寄って宿とする。しばらくその場所にとどまる。宿る。
    1. [初出の実例]「空暗て雨降ければ、立宿りぬべき所や有ると」(出典:今昔物語集(1120頃)二八)
    2. 「事さらにたちやどる事なくて、このたびはまゐらんと」(出典:今鏡(1170)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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