立て抜く(読み)タテヌク

デジタル大辞泉 「立て抜く」の意味・読み・例文・類語

たて‐ぬ・く【立て抜く】

[動カ四]最後まで押し通す。たてとおす。
捨身の品も所を変へて、おさんに―・く心の道」〈浄・天の網島

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精選版 日本国語大辞典 「立て抜く」の意味・読み・例文・類語

たて‐ぬ・く【立抜】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 最後まで考えを改めずにやりとおす。ある態度主張をつらぬく。たてとおす。
    1. [初出の実例]「捨身の品も所も変へておさんに立ぬく心の道」(出典:浄瑠璃・心中天の網島(1720)橋尽し)

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