立方格子方式(読み)りっぽうこうしほうしき

世界大百科事典(旧版)内の立方格子方式の言及

【建築モデュール】より

…一つは,すべての寸法の単位となる単一の寸法を指してそれをモデュールと呼ぶものであり,もう一つは多く用いられる寸法を拾い出しその集合をモデュールとするものである。前者の代表的な例として,1920年代に提唱されたアメリカのA.F.ベミスの立方格子方式がある。これは三次元空間のX,Y,Zの3軸を10cmまたは4インチの基準単位によって等分し,その結果としてできた立方格子に従って建築およびその部分の寸法を定めようとしたものであり,後に大きな影響を及ぼした。…

※「立方格子方式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android