立板(読み)タテイタ

デジタル大辞泉 「立板」の意味・読み・例文・類語

たて‐いた【立(て)板】

立てかけてある板。立ててある板。
牛車ぎっしゃ車箱両側の称。
木目もくめが縦に通っている板。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「立板」の意味・読み・例文・類語

たて‐いた【立板】

〘名〙
① 立ててある板。
御伽草子・さいき(室町末)「翡翠かんざし青黛がたていたに唐墨をかけたるに異ならず」
牛車(ぎっしゃ)の車の箱の両側の称。ここに物見の窓を設けたものとないものがある。
今昔(1120頃か)二八「三人被振合(ふりあはせられ)て、或は立板に頭を打ち」
木目(もくめ)が縦に上下に通っている板。〔塵芥(1510‐50頃)〕

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