立浪貝(読み)タツナミガイ

デジタル大辞泉 「立浪貝」の意味・読み・例文・類語

たつなみ‐がい〔‐がひ〕【立浪貝】

アメフラシ科の巻き貝潮間帯岩礁にすむ。体長約20センチで緑褐色、体表多くの小突起があり、触ると紫色の液を出す。貝殻は小さい三角形で、殻頂が曲がっている。本州中部以南に分布

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精選版 日本国語大辞典 「立浪貝」の意味・読み・例文・類語

たつなみ‐がい‥がひ【立浪貝】

  1. 〘 名詞 〙 アメフラシ科の巻き貝。房総以南に広く分布し、潮間帯の海藻の生えた砂や小石の底に半ば埋もれてすむ。体長は二〇センチメートルを越える長卵形で、緑褐色を帯び、体表には多数の円錐状突起がある。体内に大きな石灰質の殻があり、その形が立浪形なのでこの名がある。触れると紫色の汁を出す。〔英和和英地学字彙(1914)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「立浪貝」の解説

立浪貝 (タツナミガイ)

学名Dolabella auricularia
動物。アメフラシ科の動物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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