立端(読み)たっぱ

精選版 日本国語大辞典 「立端」の意味・読み・例文・類語

たっ‐ぱ【立端】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 建築・建造物のある部分の高さ。
    1. [初出の実例]「タッパの高いのが人物を小さくする嫌ひはある、に拘らず東宝劇場の舞台が、大き過ぎるといふ感じを忘れさせた」(出典:耳を掻きつつ(1934)〈長谷川伸〉宝塚歌劇の日本物)
  3. ( 転じて一般に ) 俗語で、背の高さ。
    1. [初出の実例]「背丈(タッパ)はあるが、迫力に欠けること、おびただしいな」(出典:大統領晩餐(1972)〈小林信彦一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android