立て紙(読み)たてがみ

精選版 日本国語大辞典 「立て紙」の意味・読み・例文・類語

たて‐がみ【立紙・竪紙】

  1. 〘 名詞 〙 古文書用語一枚の紙を折らず横長のままたてに用いること。また、その紙。また、その紙に記した文書書状。文書の料紙の正式の用法で、略式切紙折紙に対していう。
    1. [初出の実例]「史盛忠仁王会僧名持来大臣家 書立紙、大辨行事辨大夫史検校上卿、各書懐紙分之云々」(出典:中右記‐承徳二年(1098)八月一八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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