立詰(読み)たてつめ

精選版 日本国語大辞典 「立詰」の意味・読み・例文・類語

たて‐つめ【立詰】

〘名〙
① 戸をぴったりとしめきったままにすること。
※俳諧・望一後千句(1652)二「のっとを申神楽はしむる 天の戸をたてつめならはいかならん」
② (「たてづめ」とも) 窓、戸などの枠、框(かまち)の類。〔日葡辞書(1603‐04)〕

たち‐づめ【立詰】

〘名〙 立ち続けること。ずっと立ったままでいること。立ち通し。
※俳諧・伊勢山田俳諧集(1650)「月に引琴聞付て物おもひ 菊咲宿のそとにたちつめ〈望一〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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