立込める(読み)タテコメル

デジタル大辞泉 「立込める」の意味・読み・例文・類語

たて‐こ・める【立(て)込める/立て籠める/閉て込める】

[動マ下一][文]たてこ・む[マ下二]
中にいっぱいに満ちる。たちこめる。「線香のかおりが―・める」
戸・障子などをきっちりとしめきる。「雨戸を―・める」
辺りを取り囲んでとじこめる。たてこむ。
松林の中は濃く水蒸気を―・めたまま」〈風葉青春

たち‐こ・める【立(ち)込める/立ち籠める】

[動マ下一][文]たちこ・む[マ下二]霧や煙などがその場所一面に満ち広がる。「室内に甘い香りが―・める」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android