章甫の冠(読み)しょうほのかんむり

精選版 日本国語大辞典 「章甫の冠」の意味・読み・例文・類語

しょうほ【章甫】 の 冠(かんむり)

  1. 緇布(しえ)(=くろぎぬ)の冠で、中国殷(いん)代のもの。孔子がかぶったので、儒者が多く用いた。
    1. [初出の実例]「錦の袂綾の沓章甫の冠石の帯」(出典:浄瑠璃・大職冠(1711頃)二)
    2. [その他の文献]〔礼記‐儒行〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android