童子丸村(読み)どうじまるむら

日本歴史地名大系 「童子丸村」の解説

童子丸村
どうじまるむら

[現在地名]西都市童子丸

南方みなみかた村の南に位置する。集落西都原さいとばる台地の麓を占め、西を米良めら街道が通る。永正三年(一五〇六)頃伊東尹祐は家臣垂水又六の妻を所望して断られた。尹祐は又六が知行所三宅みやけに向かったことを知ってこれを追ったが、近習によって「童子原ノ寺家」に入れられたという(日向記)近世領主変遷穂北ほきた村と同じ。天正一六年(一五八八)八月四日の日向国知行方目録では「参拾町 とうし原」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android