童縋(読み)わらわすがり

精選版 日本国語大辞典 「童縋」の意味・読み・例文・類語

わらわ‐すがりわらは‥【童縋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 前の子どもの帯の後ろに次の子どもがすがり、その子どもの後ろに次の子どもがすがり、順に幾人もつながること。また、その遊戯
  3. 急流を渡るときなど、前の人の弓の本弭(もとはず)などにつかまってつながること。
    1. [初出の実例]「弓の本はず童(ワラハ)すがりに打かけよ」(出典:源平盛衰記(14C前)一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android