端作(読み)はしづくり

精選版 日本国語大辞典 「端作」の意味・読み・例文・類語

はし‐づくり【端作】

  1. 〘 名詞 〙 文書和歌連歌俳諧懐紙などの始めに書き付けることばで、その内容標目、標題。和歌では題、連歌では賦物(ふしもの)張行(ちょうぎょう)年月日などのこと。はしがき
    1. [初出の実例]「庄園領家事〈略〉問注記端作雖之、申詞之注なんどに可載之歟」(出典:吾妻鏡‐康元元年(1256)一二月二〇日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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