竹の編戸(読み)たけのあみど

精選版 日本国語大辞典 「竹の編戸」の意味・読み・例文・類語

たけ【竹】 の 編戸(あみど)

細い竹を編んで作った戸。多く貧しい家のさまをいうのに用いる。竹の戸。
散木奇歌集(1128頃)夏「夏くればいくよ水雞にはかられて竹のあみ戸をあけてとふらん」
徒然草(1331頃)四四「あやしの竹のあみ戸のうちより」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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