竹富島の種子取

デジタル大辞泉プラス 「竹富島の種子取」の解説

竹富島の種子取

沖縄県の竹富島坡座間(はざま)地区、仲筋地区に伝わる農耕祭祀。陰暦9~10月中の10日間にわたり行われ、中でも女衆による踊と男衆による狂言が多数披露される芸能奉納は島内外からの観光客で賑わう。沖縄では稲や粟の播種行事を種子取(「たんどり」または「たなどぅい」)と呼び、同島の種子取祭はその古式をよくとどめるものとして、1977年、国の重要無形民俗文化財に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android