竹富島の種子取

デジタル大辞泉プラス 「竹富島の種子取」の解説

竹富島の種子取

沖縄県の竹富島坡座間(はざま)地区、仲筋地区に伝わる農耕祭祀。陰暦9~10月中の10日間にわたり行われ、中でも女衆による踊と男衆による狂言が多数披露される芸能奉納は島内外からの観光客で賑わう。沖縄では稲や粟の播種行事を種子取(「たんどり」または「たなどぅい」)と呼び、同島の種子取祭はその古式をよくとどめるものとして、1977年、国の重要無形民俗文化財に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android