竹崎カニ(読み)たけさきかに

事典 日本の地域ブランド・名産品 「竹崎カニ」の解説

竹崎カニ[水産]
たけさきかに

九州・沖縄地方、佐賀県の地域ブランド。
藤津郡太良町の竹崎地区近海で漁獲される。ガザミと呼ばれるワタリガニ一種甲羅は横長の菱形で、大きいものは30cm以上もある。有明海では水深10m以上の泥質傾斜地に多く生息し、網や籠を仕掛けて漁獲される。ほんのりした甘みがあり、オスは夏、メスは冬が旬。1989(平成元)年には、大浦漁業協同組合に栽培漁業センターがつくられ、計画的な稚がにの放流もおこなわれるようになった。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「竹崎カニ」の解説

竹崎カニ

有明海に面する佐賀県藤津郡太良町竹崎地区で漁獲されるガザミ(ワタリガニ)。

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