デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹本小伝(初代)」の解説 竹本小伝(初代) たけもと-こでん 1786-1827 江戸時代後期の女義太夫の太夫。天明6年生まれ。江戸の人。美貌(びぼう)で義太夫節にすぐれ,諸大名の屋敷にもよばれ,「芝桝(しばます)の小伝」とさわがれた。のち,夫で船宿扇屋を経営する万五郎が深川にひらいた妓楼五明楼(ごめいろう)の女将(おかみ)となった。文政10年死去。42歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例