竹本雛太夫(5代)(読み)たけもと ひなたゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹本雛太夫(5代)」の解説

竹本雛太夫(5代) たけもと-ひなたゆう

1898-1980 大正-昭和時代の浄瑠璃(じょうるり)太夫,歌舞伎義太夫節太夫。
明治31年10月13日生まれ。大正5年浄瑠璃三味線方の7代豊沢広助に入門。昭和6年太夫に転じて2代豊竹古靱太夫(こうつぼだゆう)(のちの豊竹山城少掾(やましろのしょうじょう))の門にはいり,15年5代雛太夫を襲名。34年師の引退とともに歌舞伎の竹本に転向する。53年人間国宝。昭和55年2月29日死去。81歳。大阪出身。本名は小林貞光。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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