竹節人参(読み)チクセツニンジン

デジタル大辞泉 「竹節人参」の意味・読み・例文・類語

ちくせつ‐にんじん【竹節人参】

トチバニンジン別名。また、その根茎を湯通しして乾燥したもの。漢方朝鮮人参代用として用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「竹節人参」の意味・読み・例文・類語

ちくせつ‐にんじん【竹節人参】

  1. 〘 名詞 〙 植物とちばにんじん(橡葉人参)」の異名。〔物類品隲(1763)〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「竹節人参」の意味・わかりやすい解説

竹節人参
ちくせつにんじん

トチバニンジン

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動植物名よみかた辞典 普及版 「竹節人参」の解説

竹節人参 (チクセツニンジン)

植物。ウコギ科の多年草,園芸植物,薬用植物。トチバニンジンの別称

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世界大百科事典(旧版)内の竹節人参の言及

【チョウセンニンジン(朝鮮人参)】より

…アメリカ東部産のアメリカニンジンP.quinquefolia L.(英名American ginseng)も薬用に利用され,チョウセンニンジンに劣らない薬効があるとされ,広東人参(洋参)と呼ばれる。また三七人参はP.notoginseng (Burk.) F.H.Chenの地下部で,主として止血,鎮痛,消炎,近年は強心,肝疾患などに,竹節人参はトチバニンジンP.japonicum C.A.Mey.の根茎で,去痰,解熱,健胃に用いられる。【新田 あや】
[歴史]
 朝鮮では高麗人参ともいう。…

※「竹節人参」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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