竿鷹(読み)さおだか

精選版 日本国語大辞典 「竿鷹」の意味・読み・例文・類語

さお‐だか さを‥【竿鷹】

〘名〙 鷹狩りの一種。隼(はやぶさ)を飼いならして鴨などを捕えること。江戸時代初期、尾張の作左衛門時久の考案した方法で、竿を立てて鳥を追い、隼がその竿を目当てに捕えるところからいう。《季・冬》
※君山遺稿(古事類苑・遊戯一四)「祖父江之竿鷹称於世尚矣」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android