笑福亭 福松(3代目)(読み)ショウフクテイ フクマツ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「笑福亭 福松(3代目)」の解説

笑福亭 福松(3代目)
ショウフクテイ フクマツ


職業
落語家

本名
山田 福太郎

別名
前名=文の家 かしく(2代目),別名(舞踊)=山村 福弥

生年月日
明治17年

出生地
大阪府 新町

経歴
2代目桂文之助の実子。初代笑福亭福松の門に入り、本名のまま子役として高座に出る。大正3年父の前名を継ぎ、2代目文の家かしくに改名。以降50年近くこの名を名乗っていたが、昭和30年3代目福松を襲名した。ネタ数は多く、鳴物を器用にこなし、戦後上方落語界では生き字引的存在であった。また高座で踊る舞は本格的で、福弥の名をもつ山村流名取だった。

没年月日
昭和37年 10月25日 (1962年)

家族
父=桂 文之助(2代目)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「笑福亭 福松(3代目)」の解説

笑福亭 福松(3代目)
ショウフクテイ フクマツ

明治〜昭和期の落語家



生年
明治17(1884)年

没年
昭和37(1962)年10月25日

出生地
大阪・新町

本名
山田 福太郎

別名
前名=文之家 かしく(2代目),別名(舞踊)=山村 福弥

経歴
2代目桂文之助の実子。初代笑福亭福松の門に入り、本名のまま子役として高座に出る。大正3年父の前名を継ぎ、2代目文之家かしくに改名。以降50年近くこの名を名のっていたが、昭和30年3代目福松を襲名した。ネタ数は多く、鳴物を器用にこなし、戦後上方落語界では生き字引的存在であった。また高座で踊る舞は本格的で、福弥の名をもつ山村流の名取だった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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